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長野県の景観に馴染む。 建築家・設計事務所のための外壁色彩提案

2026.01.15 コラム

こんにちは、長野県岡谷市の宮澤塗装です。

さて、今回は色彩のお話を書かせていただきます。

建築家や設計事務所の設計士の方が描かれた設計デザインは、「色彩」と「質感」に特徴があるものが多いと感じます。

長野県中南信地域、特に諏訪湖周辺や八ヶ岳山麓は、美しい自然景観と街並みが共存しており、色彩計画には高度な配慮が求められます。

当社は地元の塗装事業者として、地域の景観条例を把握した上での色彩提案を行ってきました。いわゆる「建築美」を支えるパートナーとして、専門的な提案を行えたらと常々考えています。

信州の「光」と「景観」を読み解く

室内で選んだ色見本を現場で見ると、想像以上に明るく、あるいは白っぽく感じられることがあります。また、小さな塗装見本では、判断が難しい点もあると思います。

私たちは、お施主様あるいは元請け事業者様とお打ち合わせをしながら、各地域に定められた景観条例への適合を図ってまいります。

長野県内では、県が定める「長野県景観条例」に加え、各市町村が独自に景観行政団体となり、よりきめ細やかなルール(景観計画)を運用している地域が多数あります。

独自の計画・条例がある市 長野市、松本市、上田市、飯田市、諏訪市、小諸市、伊那市、駒ヶ根市、飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市、安曇野市、須坂市、中野市、大町市 など
独自の計画・条例がある町村 軽井沢町、小布施町、下諏訪町、辰野町、箕輪町、山ノ内町、白馬村、高山村、御代田町 など

 
例えば、諏訪市は早くから景観行政団体となっており、「諏訪市景観条例」および「諏訪市景観計画」を運用しているそうです。
特に「上諏訪駅周辺」「諏訪湖畔」「諏訪大社上社周辺」は【景観重点整備地区】に指定されているため、通常のエリアよりも厳しい色彩制限やデザインの配慮が求められます。

規制内容:建築物の高さ、壁面の色彩(マンセル値による制限)、屋根の形状、屋外広告物の大きさなどが細かくチェックされます。

一方、岡谷市では、独自の景観計画を持つ諏訪市とは異なり、基本的には「長野県景観条例」および「長野県景観計画」のルールに従う形になります。

一定規模以上の建築を行う場合、長野県(または市を経由して県)への届出が必要となり、県が定める「景観育成基準」に適合させる必要があります。また、市独自に「環境基本条例」や「建築物指導要綱」を定めており、それらと併せて良好な景観形成を図っていますが、諏訪市の景観重点整備地区に比べると規制はすごく優しいものです。

「質感」が生む、建築の付加価値

単なる「色」の指定だけでなく、左官仕上げのような風合いを持つ意匠性塗料の活用により、建築の個性を際立たせることも可能です。近年、「質感」は重要視される要素の一つです。フッ素や無機塗料といった高耐久性という「機能」と、意匠設計を両立させながら、仕上げの工程を施工していきます。

当社では、大型の塗りサンプル板の作成や、現場での試験施工(試し塗り)にも柔軟に対応したいと考えています。設計図面上のイメージを、信州の過酷な環境下でも維持できる「現実的な美しさ」へ。そのプロセスを、地元の塗装のプロが全力でバックアップいたします。

お気軽にご相談ください!

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