こんにちは、岡谷市の宮澤塗装株式会社です。
寒さ厳しい信州の冬…塗装業者にとっても辛い時期ではあります。
「外だから」「寒いから」ということではなくて、塗料が固まりにくく、施工が難しい時期でもあるんです。今回はその理由を少しお伝えします。
外壁塗装が剥がれてしまう原因の一つとしてお伝えしたいのが、低温による塗料の硬化不良です。
なぜ、低温下での塗装は剥がれやすいのか?
塗料は、大気中の水分が蒸発し、成分が固まることで硬化します。この硬化の過程は、気温が低いと遅くなり、気温が高くなると早くなるという特徴があります。
気温が低い冬、特に日が暮れてくると十分な硬化が得られないままに時間が経ってしまい、朝になったときには塗料がきれいに固まっていない(剥がれてしまう・ひび割れができるなど)状況が発生しやすくなります。
十分に硬化していない状態の塗膜は、非常に弱くて脆いために、ちょっとした衝撃や外的要因によって剥がれてしまうのです。これは、外壁でも屋根でも同じですが、広範囲を塗装する屋根工事だと発生しやすいトラブルの一つ。特に寒い地域での工事経験が少ない業者ではやってしまいがちな失敗でもあります。
①密着不良
塗料が下地としっかりと密着せず、剥がれやすくなります。
② 塗膜の脆弱化
塗膜が完全に硬化しないため、耐久性が低下し、ひび割れや剥がれの原因となります。
③ 塗料の性能低下
低温下では、塗料の性能が十分に発揮されない場合があります。
外壁塗装工事では、一般的には「気温が5℃以上の安定した晴天の日」が理想とされています。冷蔵庫の野菜室の温度が、だいたい3℃〜8℃と言われていますので、5℃でも寒さを十分に感じる気温です。
先にも述べましたが、秋冬は日没を迎えると一気に気温が下がるため、日の高いうちに作業が完了するように進めることがポイントの一つ。きれいに仕上げるためには、早い時間の作業完了がポイントなんです。「塗装屋さん帰るの早いな…」なんて言わないでくださいね。
また、低温下でも硬化しやすく、密着性の高い塗料をつかったり、乾き具合を見ながら作業を進めたりと、経験則による現場での判断を行いながら、現場作業を進めていきます。弊社のような専門事業者では、この様に判断をしながら作業を進めていきますので、冬季の作業でも問題は発生しにくいです。
そうは言っても、最高気温1℃なんていうこともある地域ですから、時間に余裕があるのであれば、気温が低すぎない春や秋にご依頼いただくのが一番良いですね。
何事も、お気軽にご相談ください。