みなさんこんにちは、岡谷市の宮澤塗装株式会社です。
コラム第3回目の今回は「内壁塗装」を初めて依頼する時のポイントやセルフペイントのメリット・やデメリットを考えてみたいと思います。
リフォームやリノベーションにおいて、室内の壁の色や風合いは、お部屋の雰囲気を決める大きな要素となります。
塗装の魅力は、クロス(壁紙)では表現できない素材感や色数の多さと言われ、「白色」ひとつとっても150種以上のバリエーションがあります。
壁面や天井全体をツヤっときれいに仕上げる事もあれば、什器や建具、建物の鉄部・木部など部分的に塗装でアクセントをつけたり色を変更することも可能。商業施設においては、わざとダメージ感を出したり、模様や文字、絵などを描いたりすることで、クロスでは表現できないオリジナルなアイデアを職人の技術次第で再現する事ができます。
また最近では、建物内部の美しさを保つ効果だけでなく、健康に優しい塗料や珪藻土などの商品化も進み、その役割は広がりを見せています。
室内で塗装の劣化や汚れを感じやすい場所としては、浴室などの水回りやキッチンなどの油煙がつきやすい環境が思い浮かびます。
外壁に比べ、内部塗装はダメージを受けにくく、その点では耐用年数も長いため、一概に塗り替え時期をお示しすることはできませんが、「汚れが目立ってきたら」「ひび割れができてしまったら」などのタイミングで、私たちのような事業者にご相談いただくのがいいと思います。
クロス貼りと違って、部分的な補修をすることも可能なので、現場を確認させていただき、適切な方法をご提案させていただきます。
最近では、ホームセンターの塗装関連商品の品揃えも豊富で、セルフペイントをされる方も多くいらっしゃいます。ある程度慣れている方はよいかもしれませんが、思っている以上に工事の日数がかかったり、ムラになったり、密着性が悪くなってしまうなどはよくある話です。また、天井や高い場所の塗装は危険も伴うので、意外と怖くてしっかり塗れないということも…。失敗した塗装工事は、通常の工事に比べて倍以上手間がかかることも、リスクのひとつです。
弊社のような専門事業者と一般の方のセルフペイントで大きく違うのは、塗り始める前に行う、下地処理の丁寧さではないかと思います。
木部へのペーパー掛け、穴が空いている部分の穴埋め作業(小さい穴もきれいに埋めます)やキッチン等での油分の除去、浴室の湿気の除去、必要に応じて古い塗装を剥がす作業などを、知識と経験を元にきっちりと行うことで、塗装の仕上がりが美しく、塗料の持ちも良くなります。特に、浴室塗装は塗膜が剥がれやすいため、塗装事業者でも技術と知識がなければしっかりきれいに長持ちさせるのは難しい領域です。
また、壁の一部分を塗装する際に、周りに色を合わせて塗料を調合しながら部分塗装を行ったり、時には木目調のドアなど色や柄をあわせながら塗ったりすることもあります。これには、技術もさることながら「乾いたときにこんな感じになりそう」と予測することのできる経験も必要になってきます。ですから、小さな部分はセルフペイント。きっちりと仕上げる部分は専門事業者と分けて相談されるのがおすすめです。
弊社は、塗装事業者の中でも、外壁・屋根だけでなく内部塗装も専門に扱っています。
実績も、大小さまざまに豊富にあり、仕上がりの綺麗さには自信があります。
塗装、漆喰等、一般の方からマンション・アパートの管理人様、設計事務所様まで、専門的なご相談を承っています。